ねじ込み側フランクの角度は、ねじ込みやすくするため通常ねじ山角よりも大きく、締めつけ側(座面側)フランクは殆んど角度のないねじ山で薄鋼板を受けて締めつけ強度を増加させます。
薄鋼板の内径をねじの谷に密着させ、その板厚に近い谷巾で滑りをなくし、安定した締結が得られます。
ねじ端部に丸みをつけ、テーパはねじ山のない部分を残して徐々にねじ山を立ち上げているため、自動締付機の作動が完壁です。その上、穴さぐりが容易で作業効率が向上します。
リップねじは、ねじ部がテラス形状のねじ山と被締付体の板厚に近い谷巾、それに丸みのあるねじ端部によって構成されており、材質は低炭素鋼にガス浸炭焼入焼戻しを施した薄板用のタッピンねじです。
リップ締結システムとバーリング締結システムの比較※性能向上のため、予告なく仕様を変更させていただくことがあります。
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