プラックスは、雌ねじ成形をする際、高いねじ山と低いねじ山からなっている間欠部分の接触抵抗が少ないため、ねじ込みトルクが低くなります。
プラックスは、間欠部分の高いねじ山の外径が、通常ねじ部の外径より僅かに大きいためと、低いねじ山による接触表面積の減少により摩擦熱による合成樹脂の劣化もみられず、雌ねじ破壊が起きません。
合成樹脂は、その特性として、復元性があるので、プラックスの高いねじ山で成形された雌ねじが復元作用によって低いねじ山に食い込みゆるみません。
プラックスは、塑性変形して雌ねじを成形するため、繰り返し使用できます。
頭部の形状寸法はJIS B1122(十字穴付タッピンねじ)を標準にしておりますが、その他の頭部形状も製造できます。
L/d | M2 | M2.5 (M2.6) |
M3 | M4 | M5 |
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6 | ○ | ○※ | |||
8 | ○ | ○ | ○ | ○※ | |
10 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
12 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○※ |
14 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
16 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
20 | ○ | ○ | ○ | ||
25 | ○ | ○ | |||
30 | ○ | ○ |
備考:上記以外の長さでも注文に応じて製造可能です。※印は、皿頭、丸皿頭、ポリウェーブには適応いたしません。
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